メールマガジン「ベトナム株情報」　
VOL.86
2010.7.20

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お知らせ

　ただ今「2010年版　ベトナム株企業情報」好評発売中！
　 - 朗報！好評につき、特典受付期間を7月31日まで延長しました-

読者の皆様の声を受け、今年も『ベトナム株企業情報』が出ました。
今回は時価総額や市場占有率、流動性、事業・投資計画の有望性、
話題性・ニュース性、財務内容良好企業などを考慮、
ベトナム株式市場全526銘柄から350社を厳選して紹介しています。

前作の2009年版同様、本作も、日々ベトナムをウォッチしている
ベトナム在住の著者がベトナムで執筆。
投資判断に必要な情報(資本金や時価総額などの基本情報、企業概要、
株価チャート、財務データ、各種財務指数など)をすべて網羅した、
唯一のベトナム株四季報です。

個別銘柄情報だけでなく、ベトナム株式市場について
「ベトナムマクロ経済状況」「注目10業種」についても解説。
2010年版には新しく「系列企業」の解説も加えました。

ベトナム株投資は、今では、遠い国の知らない企業に投資することではありません。
本書を読めば、そのことがよくわかると思います。
次第に、「ベトナム株が熱い」という抽象的イメージは払拭され、
ベトナム株個別銘柄の具体的な投資対象も見えてくると思います。

取扱いの日本の証券会社の数も増えてきて、
より容易に取引が出来るようになったベトナム株。
『ベトナム株企業情報』を参考に、ベトナム株投資を検討してみてはいかがでしょうか。

<特典>ベトナム株未上場企業の別冊版データを進呈
7月31日（土）までにアマゾンドットコムでご購入（予約）で、
もれなく特典として

- ビール最大手・333でおなじみの「サイゴンビール」
- ハウス食品が出資をしているマサングループ傘下企業
「マサン食品」
- ベトナムコーヒー最大手「ビナカフェ・ビエンホア」

を含む未上場注目企業の
<別冊>ベトナム株企業情報有望未上場企業13社(PDF版）
をプレゼント！

詳しくはこちらをご覧ください！
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ベトナム株企業情報 2010年版
～厳選350銘柄詳細レポート～
著者：ベト株ドットコム
監修：戸松信博
価格：2,800円＋税

株カレンダーを刷新しました

株カレンダー一覧からカレンダー形式になって
よりわかりやすくなりました。
是非、ご活用ください。
http://www.viet-kabu.com/calendar/

今年もやります！
有効期間30日間プレゼント

べト株ドットコムの有料配信が5月で開始3年目を迎えました。
今年も「べト株情報」では、360日間コースで延長手続きしてくださった有料会員の方
に感謝の気持ちを込めて、有効期間＜30日プレゼント＞いたします。

■対象となる会員様
すでに有料会員の方で、有効期限当日（日本時間午後9時59分まで）までに
360日間コースで延長手続き（代金決済）された方
（有効期限はマイページでご確認ください。

●詳しくはこちらをごらんください。
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VN ダイレクト証券はおかけ様で2010年3月30日、ハノイ証券取引所（HNX）に上場いたしました。
◎ 銘柄コード：VND

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いつも「ベトナム株情報」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
「ベトナム株情報」では会員登録をされた皆様全員へ、過去に有料ページで紹介
した記事をピックアップして毎週火曜日にメールマガジンを配信しております。
また、メールマガジンだけに掲載する＜特別コンテンツ＞もお楽しみいただけます。

CONTENTS

01. 巨大総公社、株式市場を通じた系列再編で明暗
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
      （7月12日～7月18日）
       ベト株特集
03. 噂のうわさ話
      CSC (タインナム建設投資株式会社)
04. サイゴン・街角風景
     ｢ベトナムの桃｣

01. 巨大総公社、株式市場を通じた系列再編で明暗

　多数の国営グループは系列再編、効率性の向上に成功した。ペトロベトナムグ
ループ(PVN)とソンダ総公社はその典型的な例である。しかし、同様に再編を行
ったベトナム造船工業総公社(ビナシン)は失敗している。原因はどこにあったの
だろうか。

実際のところ、PVN、ソンダ総公社、ビナコネックス総公社(ビナコネックス)、ビナ
シン)、ベトナム機械組立総公社(リラマ)などの国営グループ・総公社傘下の上場
企業は数十社にも上っている。PVN傘下の上場企業数は35社、ソンダ総公社傘
下の上場企業数は29社もある。時価総額から見れば、PVN傘下の上場企業の時
価総額は市場全体の時価総額の13％にも及ぶ。これら上場企業の大部分は親会
社の国営グループ・総公社に支配されている。

PVNは子会社の株式会社化を実施し、株式市場を通じて子会社の生産経営向け
の資金を調達し、効率性の向上を図り、子会社の独立性を高め、他の会社に資金
を融通するために、株式市場を通じて徐々に資金回収を行う戦略を取ってきた。

PVNの系列モデルより単純なモデルを採用しているソンダ総公社は、子会社の経
営能力を検討した上で徐々に資金を回収するか、再編をさらに強化する戦略を取っ
てきた。

ソンダ総公社の子会社の大部分は資金規模が小さく、1社ごとに高い保有率を維
持するのはマネージメントノウハウ向上への障壁となるため、ソンダ総公社は子会
社(SD8)への出資分を別の子会社( SD7)に移転する計画である。これにより、ソン
ダ総公社は資金規模の大きい子会社の支援に注力することが可能となる。

ビナシン傘下の上場企業は僅か1社に過ぎない。それはビナシン投資石油運輸
[銘柄コード：VSP] であるが、保有率は40.4％となっている。

　上場することによって上場企業の幹部は情報の透明性に対する認識を高め、効率
性を高める努力を図るが、ビナシンはPVNやソンダ総公社などのように株式会社化
や系列再編に努力せず、株式市場を通じての資金調達・資金回収を実施しなかっ
たため、資金回転率が非常に低く巨額の損失を被ることとなったとされる。

02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
（7月12日～7月18日）

このコーナーでは、前週のベトナム株情報（www.viet-kabu.com）のアクセス数の
多かった記事を紹介いたします。

1 位 ・ベト株特集・
SSI、上半期利益は前年同期比80％増
[2010/07/16 20:35 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/100716083541.html

　サイゴン証券[銘柄コード：SSI]は 2010年第2四半期及び上半期業績を次の通
り発表した。
2010年第2四半期業績

・営業収益：3,813億ドン(約17億4,900万円)
(前年同期比：91.67％増)

＋ブローカー業務による収益：564億ドン(約2億5,900万円)

＋自己売買業務：1,522億ドン(約6億9,800万円)
(前年同期比：34.7％増)

＋ファンド管理業務による収益：98億ドン(約4,500万円)
(前年同期比：100％増)

＋コンサルティング業務による収益：180億ドン(約8,300万円)

＋その他：1,410億ドン(約6億4,700万円)
(前年同期比：3倍)

・証券業務の費用：1,735億ドン(約7億9,600万円)

＋証券投資引当金：759億ドン

・一般管理費用：19億5,000万ドン(約3億4,800万円)

・合弁及び連結企業による利益：－68億ドン(約－3,100万円)

・税引前利益：1,990億ドン(約9億1,300万円)
(前年同期比：19％減)

・税引後利益：1,529億ドン
(前年同期比：25.4％減)

2010年上半期業績
・営業収益・・・・

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2 位 ・ベト株特集・
下半期の株式市場、大きく成長する可能性は低い
[2010/07/17 10:23 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/100715064110.html
　ベトナムファンド運用合弁会社のチャン・タイン・タン社長によると

10年の国内総生産(GDP)成長率は最低6.5％となる見込みである。ドラドンキャ
ピタル(DC〕傘下の投資ファンドVEILとVGFの継続が決定されたことも投資家心理
を安定化させている。経済大国のアメリカと中国のGDP成長率も底堅くソブリンクラ
イシスへの抜本的な対策も打ち出されている。これらの要素が年末までの株式市
場への強力な支援材料となるだろう。

タンロン証券のクアック・マイン・ハオ副社長によると・・・・

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3 位 ・ベト株特集・
HSBC、ベトナムの2010年インフレ上昇率は１ケタ台
[2010/07/13 16:05 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/vietselect/100713120312.html

香港上海銀行(HSBC)は、2010年は月間の貿易収支赤字額を10億ドル超に維
持し、2010年第2四半期国内総生産(GDP)は前期比＋2.8％増、前年同期比＋
6.4％増となると予想している。しかし、HSBCは第2四半期GDPの直近数期より
高いのは、経済が成長しているのではなく、データが微調整されたためだと指摘し
ている。

ベトナム経済は生産、建設、サービス等の分野で成長すると見込まれており、第
2四半期の生産分野の成長率は・・・・

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03. 噂のうわさ話

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？いろいろと推察しながら、
しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向
けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の過去記事をご提供いただい
たものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、おもしろい噂を組み合わせて掲載
しています。

●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/adv/in/index.php?s=vietnam
●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さい。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php

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ベトナム現地投資家のうわさ話・CSC (タインナム建設投資株式会社)の巻！
(2010年7月14日発行ベトナム株通信第1110号)
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■CSC (タインナム建設投資株式会社)■↑

　CSCは上場企業で唯一Ecopark新都市地区に出資(出資比率：10
％、50ヘクタール相当）している企業である。Ecoparkは北部地区
で一番大きい不動産プロジェクトである（投資総額82兆米ドル）。

Ecopark新都市の投資主はベトフン都市開発投資株式会社
（Vihajico）でVihajicoの社長はCSCの社長兼会長のダウゴックタン
氏である。

04.サイゴン・街角風景

毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は｢ベトナムの桃｣です。

ベトナムにも桃があります。

でも、日本の桃に比べるととっても小ぶりで
一見スモモのようです。

スモモの類は5～6月頃から、1ｋｇあたり
25,000ドン～30,000ドン（約115円～138円）
で市場に出回ります。

７月に入ると、この小さな桃が登場しました。
皮が硬く産毛があり、ツンととんがった頭が可愛らしい。
これは柔らか過ぎず硬過ぎず、とっても美味しいのですが、
スモモに比べるとちょっとお高くて
1kgあたり45,000ドン（約206円）もします。

はっきりとした名称はないようですが、
「ハノイの桃（Dao Hanoi）」と言うそうです。

ハノイというから当然ですが、北部で取れる果物で、
昔は南部のひとには無縁のものでした。
何せ現在でもハノイからホーチミン市まで、
列車でたっぷり2日掛かりますからね。

日本にもベトナムにもある果物、
例えばりんごや梨などはやっぱり日本のほうが美味しい！
とつい思ってしまいますが、
この小さな桃に関しては日本の大きな桃に負けておりません。

ハノイの小さな桃が食べられる季節は
本当に短くて、もうすぐ終わってしまいます。
ベトナムでこの桃に出会ったら是非、一度ご賞味ください。

Dao　Hanoi （Dao=桃 Hanoi＝ハノイ）

（photo by babatman）

今回は、ここまでです。

最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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